舎人公園のネモフィラは見頃でした2025

春の絶景を求めて、東京都足立区にある舎人公園（とねりこうえん）へ行ってきました。都心からもアクセスしやすい広大な公園で、この時期は一面のネモフィラブルー、そして遅咲きの八重桜が楽しめるという、花好きにはたまらないスポットなんです。

今回の私の移動手段は、ちょっとした冒険も兼ねて、都市農業公園からハローサイクリングのレンタル自転車🚲。普段は電車や徒歩でのんびり撮影地を巡ることが多いのですが、今回は「時間をお金で買う」という選択！徒歩約40分の道のりを、風を感じながらサイクリングするのは気持ちが良いものでした。

ただ、ちょっとしたハプニングも。舎人公園駅に返却場所があるはずなのですが、これがなかなか見つからない！駅周辺を少し彷徨った結果、駅下の駐輪場の奥にひっそりと佇む返却場所を発見。おかげで予定より少し遅れて、約20分で舎人公園に到着しました（笑）。皆さんも、初めて利用する際は返却場所の事前確認がおすすめです！

公園に到着してまず目に飛び込んできたのは、駅近くの花壇を彩る色とりどりの春の花たち。チューリップ🌷やネモフィラが可愛らしく咲き誇り、早くも春爛漫の雰囲気に心が躍ります。

さらに進むと、広々とした草地広場では、ソメイヨシノが最後の舞を見せていました。風が吹くたびに、淡いピンクの花弁がまるで雪のように宙を舞い、その儚い美しさにしばし見惚れてしまいました。日本の春の象徴とも言える桜の散り際も、また格別な風情がありますね。

そして、意外な出会いも！なんと、緑色の珍しい桜、『鬱金桜（うこんざくら）』がひっそりと咲いているのを発見！黄緑色の花びらが独特の美しさを放ち、ソメイヨシノとはまた違った魅力を感じました。

さて、いよいよ本日のメインイベント、「トネリブルー」の絶景、ネモフィラの海を目指して、舎人ライナーの反対側のエリアへ移動します。先ほどの花壇周辺と比較すると、明らかに人の数が多くなってきました。正直、人混みは苦手なのですが、この絶景を見るためには覚悟を決めて進むことに！

公園の入口でまず出迎えてくれたのは、目を引く花文字アートオブジェ「TONERI」。ネモフィラをはじめとした青いアーティフィシャルフラワーが丁寧に飾られており、来園者を歓迎してくれているようです。

さらに進むと、噴水エリアには驚きの光景が広がっていました！中央には、ネモフィラのディテールを忠実に再現した、巨大なビッグフラワー🌼が！そのスケール感は約25倍とのこと。普段見慣れている小さなネモフィラが巨大化している様子は、まるで絵本の世界に迷い込んだようです。

園内のソメイヨシノは、すでに美しい桜吹雪となっていましたが、遅咲きの里桜はまさに見頃を迎えていました🌸。ピンク色の八重咲きの花びらが幾重にも重なり、ふっくらとしたその姿は、ソメイヨシノの儚さとは対照的な、華やかで優しい印象を与えます。多くの人が、レジャーシートを広げて各々春を楽しんでいました。

公園の池では、多くの人が釣り糸を垂らしていました🎣。都内の公園ではよく見かける光景ですが、都会の中の貴重な自然との触れ合いを楽しんでいるのでしょうね。

そして、ついに目の前に広がったのは、一面のネモフィラの海、まさに「トネリブルー」の絶景です！💙 どこまでも続く青い絨毯は、まるで地球の表面に広がる青い宝石のよう。無数の小さな花が集まって織りなす壮大な風景は、言葉を失うほどの美しさです。多くの人がその絶景を写真に収めようと、思い思いの場所でカメラを構えていました。人気の撮影スポットでは、順番待ちができるほどの賑わいでした。