あけぼの山農業公園へ、彼岸花を求めて撮影に行ってきました。
昨日は久しぶりの晴れ間が見えて期待が膨らんでいたのですが、本日の空を見上げると朝からどんよりとした重たい曇り空。
一癖ありそうな撮影の予感が漂っていました。
まずは布施弁天の裏手にある花畑の様子からお届けします。

キバナコスモスが少しずつ咲き始めてはいるものの、地面がすっかりぬかるんでいて近づくのが一苦労です。

そして隣のコスモス畑ですが、こちらは開花前どころの騒ぎではありませんでした。
見事なまでの完全水没です。まるで小さな湖が現れたかのような光景に、思わず笑ってしまうしかありませんでした。

続いて利根川の堤防沿いにある彼岸花を見に向かいましたが、こちらはどうやら見頃のピークを過ぎてしまったようでした。

実はおとといの大雨の影響が色濃く残っており、園内のあちこちに冠水や激しいぬかるみが発生していました。
特にふるさと広場の中央付近や、さくら山門前にあるトイレの周辺、果樹園側の花畑の一部や果樹園周辺は、地面がたっぷりとお水を吸い込んでスポンジ状態になっています。
足を踏み入れるとズブズブと沈みやすい状況です。
園内自体は通常通り開園していて散策を楽しめますが、訪問される際は足元に相当な注意が必要です。
お気に入りの白いスニーカーで突撃するのは絶対にお勧めいたしません。
風車横の畑では、キバナコスモスと普通のコスモスが交互に植えられています。
キバナコスモスに関しては、一部の区画で鮮やかな黄色い花が綺麗に咲き揃っていました。

こちらも一部が水没しており、しっかりとしたぬかるみ状態です。
さらに公園に近い方の畑へ目をやると、花どころか正体不明の謎の雑草の茎ばかりが元気に生い茂っていました。

ピンクのコスモスたちは、まだぽつりぽつりと控えめに咲いている程度です。

ふと畑を見渡すと、勇敢な素人さんなのか、あるいは生粋のチャレンジャーなのか、雨上がりの田んぼのような畑の中へ躊躇なく足を突っ込んでいる方がいらっしゃいました(足跡)。
ズボッと10cm近く沈み込み、足が抜けなくなって靴がスポンと脱げてしまうか、あるいは靴底に大量の粘土質の土がこびりついて一瞬でシークレットブーツ状態になり身長が高くなるという怪現象が発生しています。
きっと泥にまみれてでも収めたい、よほど素晴らしい被写体がそこにあったのでしょう。
その情熱には頭が下がります。

足元に気を取られつつもカメラを向けると、キバナコスモスの周りをホバリングしながら器用に蜜を吸うホシホウジャクの姿に出会えました。
小さな翅を高速で羽ばたかせる躍動感ある姿は見ていて飽きません。

売店の横にある斜面へ移動してみると、お目当ての彼岸花が咲いていました。
ただ、見頃のピークを越えてしまったからなのか、それとも直前の風雨に晒されたからなのかはわかりませんが、どこか元気がなく全体的に少し斜めに傾いていました。
健気に耐えている姿もまた味わい深いものです。

さらにその近くでは、可憐なシュウメイギクも咲き始めていました。
あいにくのお天気と足元のコンディションではありましたが、ぬかるみに悪戦苦闘しながらレンズを覗く時間は、思いがけない発見や昆虫との出会いもあり、実に味わい深い一日となりました。
完璧な晴天満開も素敵ですが、こうした泥臭い撮影体験も後から振り返ると良い思い出になります。
秋が本格化する頃に満開のコスモス畑をリベンジ撮影しに訪れたいと思います。


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