晴れ渡る秋空の下、茨城県下妻市にある「ホーミックふれあい公園」へ撮影に出かけてきました。

現地に着いてまず目に入ったのが看板の文字です。
長年親しまれてきた「小貝川ふれあい公園」という名前が、いつの間にか「ホーミックふれあい公園」に変わっていました。
前日からAIのGeminiに周辺の情報を尋ねていたのですが、やたらと聞き慣れない名前を連呼するので「なんだか変な名前を教えてくれるなぁ」と首をかしげていたのです。
ホームセンターのDCMホーマックが命名権でも買ったのかななんて思っていたのですが、正解はリフォーム会社のホーミックでした。
調べてみると、株式会社ホーミックさんがネーミングライツ(命名権)契約を結ばれたとのことでした。
地元企業が地域を支える素敵な取り組みですが、長年愛着のあった呼び名だけに、私自身の心の中ではこれからもそっと「小貝川ふれあい公園」と呼び続けてしまいそうです。

今回はネイチャーセンターの北側駐車場に車を止めて、のんびりと歩き始めました。
実はこの日、朝5時に目が覚めてしまい、そこからどうしても二度寝ができませんでした。
ならば早朝の清々しい空気を撮影しに行こうと思い立ち、日の出とともに家を飛び出してきたというわけです。
早起きは三文の徳と言いますが、朝の凛とした空気と静けさが心地よく肌をなでていきます。

花畑に近づいてみると、今年は天候の影響があったのか、コスモスの草丈が例年より少し低めな印象を受けました。
ですが、花の密度は本当にしっかりとしていて隙間がありません。
遠くから全体を見渡すと、まるで大地に鮮やかなピンク色の絨毯を敷き詰めたような光景が広がっています。
遠目からそのピンクの塊が見えた瞬間から、胸がワクワクと躍り出しました。

湿度の抜けた秋らしい澄んだ青空の下、風が吹くたびに色とりどりのコスモスが一斉に揺れ動きます。
その可憐で伸びやかな光景は、まさに「今が一番美味しい季節ですよ」と主張しているようでした。

事前に調べていた下妻市の公式発表では、10月15日時点で「見頃」と掲載されていましたが、実際に現地に足を運び自分の目で確かめてみても、間違いなく完璧な見頃を迎えていました。

鮮やかな赤、優しいピンク、そして清純な白を中心とした花々が、花畑の南側区画一面にどこまでも咲き誇っています。

そしてこの場所一番の醍醐味といえば、何と言ってもロケーションです。
晴れ渡った日には、咲き乱れる花畑のすぐ向こう側に、筑波山の美しい山並みがくっきりと浮かび上がります。
この贅沢な背景の組み合わせこそが、ここでしか出会えない最高の撮影スポットたる所以です。

この美しい見頃は、おおむね10月下旬頃まで続く見込みとのことですので、これからお出かけを計画される方でもまだまだ十分に楽しむことができます。

今年の特徴として草丈が低いとお伝えしましたが、撮影の観点から分析してみるとメリットとデメリットの両面がありました。
背が低い分、強い秋風が吹いても花が倒れにくく、一つひとつの花がしっかりと正面を向いて見えやすいという良さがあります。
一方で、「自分の背丈ほどもあるコスモスに埋もれながら幻想的な写真を撮りたい」と考えている方にとっては、例年のボリューム感と比べると少々物足りなく感じられるかもしれません。

とはいえ、透き通るような秋空と風にそよぐコスモス、そしてド直球でたたずむ筑波山のコラボレーションは、文句なしに息をのむ美しさでした。
早起きの眠気もすっかり吹き飛んでしまうほどの素晴らしい撮影体験となりました。
なお、最新の開花状況や詳しいアクセスにつきましては、下妻市の公式ホームページで随時更新されていますので、お出かけ前にチェックされることをおすすめします。
秋の訪れを知らせてくれる、短くも贅沢な期間限定の絶景。お天気の良い日を狙って、皆様もぜひカメラを手に足を運んでみてはいかがでしょうか。



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