今日は念願の平井運動公園のポピー畑へ行ってきました!
東京都江戸川区の荒川河川敷にあるこのスポット、毎年5月になると約18万本のポピーが咲き誇る都内屈指の絶景地です。
今回私がここを訪れたのは、SNSで見かけた一枚の写真がきっかけでした。
画面越しでも伝わる圧倒的な赤色に脳を直接揺さぶられ、私の写真欲が「今すぐ現地へ向かえ」とゴーストのように囁いたのです。

当日の天気は、雲ひとつない見事な快晴。
五月晴れとはまさにこのことで、5月特有の、少し汗ばむけれどカラッとした風が肌を撫でていきます。
初夏の匂いが混じる空気を胸いっぱいに吸い込みながら、私の期待値はすでに荒川の堤防よりも高く跳ね上がっていました。

アクセスについて少し分析を交えてお話しします。
基本ルートはJR総武線平井駅から徒歩約15〜20分。
ですが、今回は直前に青和ばら公園に立ち寄っていたため、綾瀬駅からバスに乗り、新小岩駅で下車してそこから徒歩でアプローチするという、やや変則的なルートを採用しました。
一見すると遠回りに思えるかもしれませんが、実はこれが大正解。
異なる角度から荒川の全景を視界に収めつつ、徐々に目的地へと近づいていくプロセスは、まるで主食の前の前菜を楽しむかのような贅沢な時間でした。
公共交通機関をパズルのように組み合わせるのも、移動の醍醐味ですね。

駅を出て荒川方面へまっすぐ歩くと、だんだん河川敷の開放感が増してきてワクワクします。
視界を遮る高層ビルがじわじわと遠ざかり、代わりに広大な青空が頭上を支配していくこの感覚。
都会の喧騒から強制デトックスされているようで、足取りも自然と軽くなります。
平井大橋側と鉄道橋側の両方に花壇が広がっていて、どちらも見応え十分でした!
ここで簡単な空間分析を。
平井大橋側はダイナミックな構図が狙いやすく、鉄道橋側は動きのある被写体を絡めやすいという特徴があります。
つまり、右を向いても左を向いてもシャッターチャンスしか転がっていないという、カメラマン泣かせの贅沢な二者択一状態です。

そしてご覧ください、ちょうど見頃真っ只中!
約4,200㎡の広大な花壇に、赤やピンクのポピーが一面に広がる花のじゅうたんが圧巻です。
今年は少し開花が遅めだったみたいですが、そのぶんエネルギーを溜め込んでいたのでしょうか、一輪一輪の発色が驚くほど鮮やかです。
風に優しく揺れる可憐な花びら、青空とのコントラストが本当に美しくて、写真を撮る手が止まりませんでした。
ファインダーを覗いている間、私の人差し指は完全に自動シャッターマシーンと化していました。
カシャ、カシャ、という小気味よい音が、荒川の川音と心地よくハモります。

ここで実践的な撮影テクニックをひとつ。
背景に走る総武線の電車や、遠くに見える東京スカイツリーとのコラボも最高です!
河川敷ならではの開放的な景色に癒されます。
人工物であるスカイツリーや黄色い総武線と、有機的なポピーの赤。
この対比を一枚の絵に収めることで、東京という都市の持つ二面性を表現できます。
電車が鉄橋を渡るガタゴトという重低音が聞こえたら、それがシャッターチャンスの合図。
ポピーの揺らぎと電車の直線的な動きを計算に入れて構図を決める時間は、至福の脳内パズルでした。

これだけの規模の花畑が、入場料も取られず無料で楽しめてしまうなんて、江戸川区の太っ腹具合には脱帽するしかありません。
ここはスポーツ公園なので、ユニフォーム姿で汗を流す学生や、犬の散歩をしている地元の方など、のんびりした空気が流れています。
観光地化されすぎていない、生活に根ざした優しさがそこにはありました。
だからこそ、ゴミは持ち帰り、マナーを守ってみんなで楽しめる場所として存続させたいものですね。
今回、久しぶりに土の匂いや花の香りに包まれて、自分が思っていた以上に五感が飢えていたことに気づかされました。
ポピー畑を眺めながら、日常の慌ただしさを忘れて心が洗われるような時間を過ごし、精神のバッテリーがフル充電された気がします。
次回訪れる際は、太陽の光が斜めに差し込む早朝の時間帯を狙ってみたいと思います。
朝露に濡れたポピーは、きっとまた違う表情を見せてくれるはずですから。
都心からのアクセスも抜群に良いので、皆さんもぜひカメラを片手に足を運んでみてください。
きっと、記憶のメモリーカードが素敵な景色でいっぱいになりますよ!
(了)


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