里見公園のバラは見頃でした2026

千葉県市川市にある里見公園へ、春のバラを撮影しに出かけてきました。
ここは桜の名所として名高い場所ですが、実は噴水広場を中心としたバラ園も実に見事なのです。
市川市民の花であるバラが美しく咲き誇るこのスポットは、なんと入園無料。
のんびりとファインダーを覗くには、これ以上ない環境といえるでしょう。

今回、私が足を運んだのにはちょっとした作戦がありました。
実は5月16日にローズフェアが開催予定なのですが、その当日はお察しの通り、人、人、人でカメラを構える隙間もありません。
そこで、あえて1週間前倒しで訪問するという選択をしたわけです。

ちなみに私はいつも、須和田公園から30分ほど歩いて、セットで立ち寄るようにしています。初夏の風を頬に受けながら歩く30分は、撮影前の良いウォーミングアップになりますよ。

里見公園のバラ園は、平成15年度に市制70周年記念事業として整備されたものです。
現在は112種・約700株ものバラが植えられており、その密度と手入れの良さには驚かされます。

噴水を中心に広がるクラシックな雰囲気の花壇には、赤、ピンク、黄、白と、まるで絵の具をぶちまけたかのような色彩が溢れていました。
鼻腔をくすぐる高貴な香りに包まれると、日頃のプロジェクト管理でささくれ立った心も、少しずつ溶きほぐされていくのを感じます。

気になる本日の開花状況ですが、ずばり見頃です。
5月上旬から中旬が春バラのピークという定説通り、多くの株が満開に近い状態で、香りも非常に豊か。
撮影のしやすさという点でも、今がベストなタイミングといえるでしょう。

ここで、里見公園で出会える代表的な品種をいくつかご紹介しましょう。

まずは、市川オリジナル品種のローズいちかわ。
そして、ドイツの姉妹都市から寄贈されたという可憐なつるバラ、マリア・リサ。
さらにはピースやヘレン・トローベルといった名品たちが、競い合うようにして咲いています。

撮影のテクニックとしては、噴水を背景に取り入れてクラシックな構図を作ったり、逆光を利用して花びらの透け感を強調したりするのがおすすめです。
もちろん、マクロレンズで花の深淵に迫るのも一興。
バラ好き、カメラ好きにとっては、まさに時間を忘れるパラダイスといっても過言ではありません。

ただ、一つだけ現場で苦笑いしてしまったことが。
最近はSNS映えを狙ってか、ペットの犬や猫を撮影するために通路を長時間封鎖したり、場所を占領してしまったりする方々が見受けられます。
通行人が遠慮して不自然なスペースが空いてしまい、人の流れが滞ってしまうのは少し残念ですね。
バラの最盛期くらいは、三脚の規制と同様に、そうした撮影も少し控えていただけると、みんなが気持ちよく過ごせるのではないかな、と感じた次第です。

バラ園の周囲には広い芝生や遊具、そして森のような散策路もあり、家族連れやペットとお散歩されている方も多く、とても穏やかな空気が流れています。
ここは桜の季節だけでなく、どの季節に来ても独自の魅力がありますね。

これだけのクオリティのバラを無料で楽しめる公園は、本当に貴重です。
市川がバラの街として歩んできた歴史を感じながら、ゆったりとシャッターを切ることができました。

春のバラはもちろんですが、秋にもまた見頃を迎えるとのこと。
その頃には、また違った光の加減でバラたちが表情を変えてくれるはずです。
次回の訪問を楽しみにしつつ、今日の撮影データを整理することにしましょう。
バラの香りに包まれてリフレッシュしたい方は、ぜひカメラを持って里見公園を訪れてみてください。
(了)

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