足立堀之内公園の大賀蓮は見頃ちょい過ぎ2026

梅雨の雨上がりの合間、ふと「日常の喧騒を離れて、圧倒的に美しいものに癒やされたい」という衝動に駆られました。
そこで、布団の重力との壮絶な戦いに無事勝利し、早朝から足立区にある堀之内公園へと向かいました。

舎人ライナー江北駅で降車して徒歩20分程度で到着。
心地よい朝の空気を吸い込みながら歩く時間は、それだけで贅沢なプロローグのようです。

現地に到着して池を覗き込むと、そこには静寂と緑のグラデーションが広がっていました。
正直に申し上げますと、すでに花びらが落ちてしまった花も多く、一瞬だけ「もしや完全に時期を逃したか?」と冷や汗が流れました。
しかし、じっくり観察してみれば、ピークは少し過ぎていたようですが、淡いピンクの大賀ハスが優雅に咲いていて、とても癒やされました。

それでも、落胆する必要は全くありません。
池のあちこちに視線を走らせると、まだまだこれからの出番を待つ、生命力に満ちたつぼみがたくさん残っていました。
この状況から推測するに、しばらくは蓮の花を楽しめる状態が続くだろうと思います。

蓮の花は早朝に静かに開き、昼頃には恥ずかしそうに閉じてしまうという、なかなか気まぐれな性質を持っています。
そのため、美しい開花の瞬間を捉えるなら午前中の訪問が絶対におすすめです。
風にそよぐ姿が本当に美しく、ファインダーを覗く私の手は完全に制御を失い、写真を撮る手が止まりませんでした。

なぜ私がここまで早朝の時間帯を強調するのか、それには理由があります。
実は、昨年はお昼近くに到着したため、すべての花が見事に閉じていました。
そこにあったのは、ただただ青々と茂る巨大な葉っぱの群生。
あのときの「壮大な葉っぱ観賞会」の苦い教訓があったからこそ、今回のリベンジ大成功に繋がったわけです。

ここ堀之内公園のハス池で大切に育てられているのは、大賀ハスという古代蓮です。
なんと推定約2,000年前の実から発芽したという、壮大な歴史ロマンを秘めた品種なのです。
1997年に千葉公園から寄贈されたものだそうで、2,000年前の人間と同じ花を現代の足立区で見上げていると思うと、時間の感覚がゲシュタルト崩壊しそうになりますね。

園内は非常に静かで、遊具もあるファミリー向けののどかな公園です。鳥のさえずりを聞きながら、蓮を眺めてのんびり散策するのに最適のスポットでした。

最初は少し遅かったかと思いましたが、ピークを過ぎていても十分に堪能できた今回の訪問。
残されているつぼみの数を考慮すると、これから1週間〜10日くらいは、まだまだ綺麗に咲き続くと思います!

これから訪問される方への実践的なポイントです。

・早朝〜午前10時頃までがベスト(お昼を過ぎると葉っぱの海になります)
・三脚撮影をする際は、周囲の散策者への配慮を忘れずに
・朝とはいえ気温も湿度も高いので、水分補給を忘れずに!

改めて振り返ると、都心からアクセスしやすい場所で、これほど見事な古代蓮を五感で楽しめるのは本当に贅沢なことです。
早起きをして得られる感動は、何物にも代えがたいものがありました。
皆さんもぜひ、この夏しか出会えない美しい風物詩を体験しに足を運んでみてください!
(了)

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