茨城県守谷市にある「四季の里公園」へ、花菖蒲と紫陽花の様子を見に行ってきました。
6月に入り、園内は初夏の空気に包まれ、これから見頃を迎える花々が静かにその準備を進めているようでした。
訪れたのは、前日まで雨が降っていた翌朝。
空気はしっとりと潤い、朝の涼しさがとても心地よく感じられました。
雨で洗われた木々の葉は一段と色濃く、足元の草もやわらかく潤っていて、自然の息吹を感じる清々しい朝です。
公園に到着したのは午前中。
駐車場にはまだ余裕があり、スムーズに車を停めることができました。
週末や見頃の時期になると混雑することもあるので、静かに花を楽しみたい方は早めの訪問がおすすめです。
園内に一歩足を踏み入れると、まず目に飛び込んできたのは、目にも鮮やかな青々とした緑。
小道を歩くたび、緑の香りに包まれ、気持ちがすーっと落ち着いていくのがわかります。
お目当ての花菖蒲は、全体的にまだ「咲き始め」といった様子。
咲いている花はまだまばらで、ポツリポツリと色づいた花が緑の中に点在していました。
一部のエリアでは、葉の数が少なく、最近植え替えられたばかりのよう。
まだ背丈も低く、これからの成長が楽しみな段階です。
自然のサイクルの中でゆっくりと開花を進める姿に、生命の力強さを感じます。
ただ、園内の別のエリアではすでに3〜5分咲き程度まで開花が進み、白や紫、薄いピンクなどの鮮やかな花が、やわらかな陽光の中でそっと揺れていました。場所によって開花状況に差があるのも、自然の面白いところですね。
そして、もうひとつの楽しみだった紫陽花も、花を咲かせ始めていました。全体的にはまだ控えめですが、つぼみがふくらみ始め、こちらもこれからの本格的な開花に期待が高まります。
昨年と比べると、今年の開花はやや遅れているように感じましたが、そのぶん長く楽しめるかもしれません。
今回の訪問では、どちらの花も満開とはいきませんでしたが、静かな園内で自然の息吹を感じながら過ごす時間はとても贅沢でした。
現地の様子からすると、花菖蒲は今週末(6月上旬)から見頃になりそうです。
そして、紫陽花は6月中旬(再来週頃)から最盛期を迎える見込みです。
これからの季節、四季の里公園では色とりどりの花々が園内を彩り、散策にもぴったりの時期を迎えます。
緑豊かな公園で、色とりどりの花々が咲き誇るのが今からとても楽しみです。
ぜひ、皆さんも四季の里公園で初夏の美しい花々を楽しんでみてはいかがでしょうか。

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