秋の気配を探しに、カメラを片手に「あけぼの山農業公園」へ
秋の訪れを心待ちにして、私はカメラを片手にこの場所にやってきました。
空はどんよりとした曇り空で、時折ぱらつく雨。天気予報に一喜一憂するのも、この趣味の醍醐味ですよね。
しかし、この日の私を待っていたのは、暦の上では完全に秋なのに、まるで真夏のような容赦ない暑さでした。
最高気温は30℃越え、秋風なんてどこ吹く風。
汗だくでレンズを拭きながら、「どうしてこうなった…」と天を仰ぎました。
でも、こんな日でも少しだけ救いがありました。
この雨が、冷たくなかったんです。蒸し暑さは否めませんが、これもまた南国リゾート気分だと思えば……まあ、悪くないかな、と。
そんな風に自分を奮い立たせ、まずは布施弁天裏のキバナコスモス畑を目指すことにしました。
だって、せっかく来たんですもの。
布施弁天裏手のキバナコスモス畑は、期待通り、いや期待以上の見事な咲きっぷりでした。
ムンムンとした熱気の中で、オレンジ色の花々が眩しいほどに輝いていて、その生命力に思わず圧倒されてしまいます。
「暑い!早く撮って退散したい!」という私の個人的な感情とは裏腹に、彼らは実に堂々としていて、見ているだけで元気をもらえました。
コスモスの見頃はまだまだ先のようです。
そして、悲しいかな、利根川の堤防に目をやると、彼岸花はまだほとんど芽を出しておらず、その周りには力強く伸びる雑草軍団が…。
去年も「今年も彼らの天下かな…」と思った気がしますが、どうやら今年も雑草に軍配が上がるかもしれません。
自然の厳しさを痛感する瞬間です。
一方、その日の天気は曇り空と時折の雨、そして稀に顔を出す陽射し。
撮影する側からすると、光の加減が難しくて「うーん、これは厄介だぞ…」と頭を悩ませる状況でした。
しかし、風車横のキバナコスモス畑も同様に見頃を迎えていて、どんな天気でもその美しさは健在でした。
コスモス畑は隙間が多く空いていました。
追い播き作業中の箇所もあり、これからさらに楽しめる場所もあります。
キバナコスモス・コスモス畑を上から見ると、コスモスの部分が空いています。ここも追い播きしたと思われるので時期に緑の芽が出てくると思います。
売店横の斜面にも彼岸花が植えられていますが、こちらもまだこれからといった様子。
ですが、よく見ると黄色い蕾が見えるものが! 黄色い彼岸花(ショウキズイセン)でしょうか?
もしそうなら、その可憐な姿を見るために、また来ようと心に誓いました。
本館前の花壇では、ハロウィーンの装飾が始まっており、かぼちゃたちが可愛らしく並んでいました。
富勢八朔相撲大会が10/4に行われます。
若干混雑するので別のところに撮影に行くとしよう。
あけぼの山農業公園は、コスモスが咲く時期に合わせて週末には様々なイベントが開催されます。
秋空ピクニックマルシェ: 2025年9月27日(土)、28日(日)
世界の串フェス: 2025年10月11日(土)、12日(日)
柏キッチンカー 秋まつり: 2025年10月13日(月・祝)
オータムフェスタ 秋の音楽祭: 2025年10月18日(土)、19日(日)
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