東漸寺(松戸市)の紅葉は緑が残ってますが見頃でした2025

千葉県松戸市にある東漸寺(とうぜんじ)へ、美しい紅葉を求めてカメラを片手に訪れた時のお話をさせてください。

一つ前の撮影地「21世紀の森と広場」でたっぷりと自然を満喫した後、紅葉のクライマックスを迎える時間帯、そう「夕暮れ時」を狙って東漸寺へ移動しました。武蔵野線を使って八柱駅から新松戸駅で降りたところまでは順調だったんです。

さて、ここからが本題です。私はいつものようにスマホのGoogleマップ先生に「東漸寺まで最短ルートでお願いします!」とお願いしました。すると、駅から出ていきなり目の前に現れたのは、とんでもない「階段の道」だったのです。

「え、これって登山道かな?」と思わず二度見しました。すでに前の場所で歩き回って太ももの裏が悲鳴を上げている私にとって、階段を登るというのは坂道を登るより何倍も厳しい試練です。でも、他に道はない。観念して一歩、また一歩と足を上げます。

「ふぅ、これで終わりかな?」と息を整えたところで、次は下り坂。そしてその次は、またしても「階段を登る」というループ!思わずGoogle先生に「先生、もう少し私に優しくてもいいんですよ…?」と心の中で問いかけました。まるで、悟りを開く前の修行僧になった気分です。

しばらくアップダウンを繰り返した後、ようやく東漸寺の入り口らしき場所にたどり着きました。しかし、まだ最後の試練が残っていました。そう、最後の、そして最も勾配のきつい「登りの階段」です。

「これこそがゴールへの道!」と、残りの力を振り絞って登りきりました。千葉県北西部随一と言われる広大な境内を持つ東漸寺。静謐な雰囲気の中でじっくりと紅葉撮影ができる名所として知られていますが、まさかこんなハードなアプローチが待っているとは夢にも思いませんでした。私と同じように新松戸駅から徒歩で向かう方は、ぜひ心と足腰の準備をしておくことを強くお勧めします!

階段を上り終え、どうやらお寺の横手に出たようです。

まず目に入ったのは、風格ある鐘楼と下がっている大きな鐘。その威厳に、少しだけ疲れが吹き飛びます。

そして、本堂と香炉の前に立った瞬間、私は思わず天を仰ぎました。 「ええっ、さっきまでの青空はどこへ!?」 私の頭上に広がっていたのは、完全に鉛色の曇天でした。

実は私、事前に「東漸寺の紅葉は、夕陽がモミジに当たる時間帯が最高にきれい」という情報をキャッチしていました。だからこそ、体力をごっそり削られる階段を乗り越えて、この夕方に照準を合わせてやって来たのです。しかし、この曇り空では夕焼けの「ゆ」の字も期待できません。目論見は無残にも外れてしまい、私の心も少し曇ってしまいました。

ただ、境内の雰囲気はやはり格別でした。静けさの中に響く人々の足音。時折見かける訪問者の中には、外国の方の姿も多く、国際色豊かな賑わいを見せています。近くには有名な本土寺もあるので、おそらく紅葉の時期には「北小金エリアの寺社仏閣巡り」として、セットで観光に来られているのだろうな、と勝手に納得しました。

この日の紅葉状況をお伝えすると、「見頃ですが、緑が多く残っている」といった具合でした。境内には300本を超えるイロハモミジ、イチョウ、ドウダンツツジなど様々な種類の木々があり、赤、黄色、そして緑が重なり合う、なんとも立体的な美しいコントラストが楽しめました。これはこれから訪れる方にとっては朗報で、まだしばらく紅葉のピークを楽しめそうです。特にイロハモミジの赤は、息をのむ美しさでした。

しかし、撮影面で一つだけ難関がありました。それは「人の流れ」です。東漸寺は参道がしっかりしており、人が少なくなる瞬間はあっても、完全に途切れることはほぼありません。

そのため、私が狙っていたような、背景を大胆にぼかしてモミジだけを望遠で「スパッと抜いた画」を撮るのは至難の業でした。「今だ!」と思ってシャッターを切る瞬間、フレームの端に誰かの後頭部が入り込むこと数知れず。これは、観光地での撮影の「あるある」であり、粘り強さが求められますね。

境内を歩き進めると、ひっそりと佇むお地蔵さんたちを発見しました。

三人仲良く並んでいる姿がなんとも可愛らしくて、思わずカメラを向けます。

「ああ、これがもし夕焼けで、モミジが真っ赤に染まっていたら…」

つい、また曇天への恨み節が出てしまいます。夕焼けの朱色と、お地蔵さんの優しい姿、そして真っ赤なモミジ。最高のコラボレーションになっただろうに、と未練たらしくシャッターを切ったのでした。

境内の奥までじっくりと散策した後、私はついに本来の「お寺の入口」に出てきました。

こちらが、北小金駅から一番近いルートになります。北小金駅からはなんと徒歩約5分!アクセス抜群です。新松戸駅からの「修行ルート」を通ってしまった私としては、この情報をもっと早く知っておくべきだったと心底思いました。

特に人気の撮影スポットは、山門や中雀門のまわりとのこと。今回、階段で体力を使い果たした私ですが、それでも東漸寺の静かで荘厳な雰囲気と、様々な色が重なり合う紅葉の美しさは、足腰の痛みさえ忘れさせてくれるほどの魅力がありました。

次に来るときは、必ず北小金駅からリベンジします。そして、今度こそ天候をしっかり読み、あの最高の夕陽に照らされた紅葉とお地蔵さんを写真に収める!それが私の次なる目標です。皆さんも、ぜひ東漸寺の紅葉に癒やされに、そしてできれば北小金駅から(笑)訪れてみてくださいね。

 

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