水元公園では水仙が咲いていました2025

冬の澄んだ空気の中、心休まるひとときを過ごすために、小菅西公園から東京都葛飾区にある広大な水元公園へと足を運びました。今回は、花々が少しずつ顔を出し始める冬の公園で、期待と静寂が織りなす風景をお届けします。

まずは、小菅西公園でロウバイや白梅など、冬ならではの花々を静かに楽しみ、心を整えました。その後、次なる目的地である水元公園へ向かうため、JR常磐線の金町駅へ。駅から公園までは徒歩約30分。住宅街や商店街を抜けながら、冬の冷たい風と温かな陽射しが交錯する中、ゆったりとしたペースで歩くこの散策は、心地よいリズムとなりました。
晴れ渡る青空と、冬の澄んだ空気が、歩く一歩一歩に新鮮な感動を与えてくれました。

花菖蒲園で咲いているという情報でしたので、花菖蒲園に行きました。

水元公園は、四季折々の花や樹木が楽しめる都内屈指の広大な公園です。今回の目的は、花菖蒲園内に植えられた水仙。

情報では「冬に水仙が咲く」とのことでしたが、実際に園内に足を踏み入れると、まだ蕾が多く、咲いている花はところどころ。しかし、その純白や淡黄色の水仙は、寒さの中にも春の兆しを感じさせる美しさがあり、足を止めずにはいられませんでした。

園内の通路沿いに点在する水仙たちは、ゆっくりと開花していくその姿が、これから満開となる日を待ちわびるかのように感じられました。

鮮やかな黄色のロウバイが咲き、冬の静けさに彩りを添えていました。蝋細工のような繊細な花びらは、寒い中でもどこか温かみを感じさせる存在です。

蕎麦屋「涼亭」の隣では、濃いピンクの紅梅が、冬の寒さを乗り越えて力強く咲いていました。その華やかな色合いは、春の訪れを予感させる一筋の光のようでした。

葉を落としたメタセコイアの木々が並ぶ森は、冬ならではのシンプルで力強い景色を見せます。

キャンプ場近くの梅は、まだ蕾のままですが、いずれ咲き誇る日を約束しているかのようです。

このように、公園内は水仙だけでなく、冬の他の花々や木々が織りなす多彩な表情を楽しむことができました。冷たい風が頬を撫でても、陽射しの温もりが感じられ、ゆっくりとした時間が流れていくのが印象的でした。

今回の水元公園訪問では、期待していた水仙の満開には少し早かったものの、冬の景色の中に点在する花々が、静かでありながら確かな生命力を感じさせてくれました。青空の下、鳥のさえずりをBGMに、ベンチに腰を下ろしながら風景を眺める時間は、心身ともにリフレッシュされる貴重なひとときでした。
これから季節が進むにつれ、水仙はもちろん、梅や桜など、春の訪れを感じさせる花々が一斉に咲き誇る姿を楽しむことができるでしょう。次回は、もう少し暖かくなった頃に再訪し、待望の水仙の満開とともに、さらなる花々の彩りを堪能したいと思います。

 

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