小貝川ふれあい公園のコスモスが見頃でした2025

小貝川ふれあい公園に、秋の主役「コスモス」に会いに行ってきました。

私、この日のために頑張りました! 週末の天気に一喜一憂するのは、私だけではないはずです。前々日の天気予報で「晴れ!」を見たときの私ときたら、もう天にも昇る気分で、即座に休みを確保。完璧なロケーションで、完璧な写真を撮る。それが私のミッションでした。
しかし、人生は時に残酷。前日の予報は「曇り時々晴れ」。当日の朝はしっかり「曇り」。窓の外を眺めながら、「神様、お願いだから、私が着くまでは空の機嫌を直しておいてください…!」と、心の声が漏れていました。

半ば諦めかけながら車を走らせていると、小貝川に近づくにつれて、車の窓から差し込む光が少しずつ強くなり始めたんです。そして、現地に着く頃には、雲の隙間から、あの眩しい青空が顔を出してくれたではありませんか!思わずガッツポーズ。この瞬間、私の旅はすでに成功した、と思いましたね。まるで、私を歓迎してくれたかのような青空に、日頃の行いは悪くないと自分を褒めてあげました。

広大な敷地に広がるコスモス畑。そして、その奥には雄大な筑波山。この組み合わせ、本当に圧巻ですよね。現地に立って見渡すそのスケールの大きさに、しばらく息を飲みました。青空の下で風に揺れるコスモスたちの「サワサワ」という音も心地よく、体全体で秋を感じることができました。

さて、読者の皆様が一番気にされているであろう、肝心の開花状況について、実践的な情報をお伝えします。

私が行った日は、残念ながら全体としてはまだ満開ではありませんでした。でもご安心ください!部分的にはもう見頃を迎えているエリアもあり、しっかりと秋の彩りを楽しむことはできました。一面ピンクや白の絨毯を狙うなら、私の予測ではありますが、来週末あたりが最高の見頃を迎えるのではないかと思います。

訪問時間を狙うなら、早朝の静かな光を狙うか、私のように青空が出るタイミングを見計らうのがおすすめです。敷地が広大なおかげで、朝早くは混雑しているという感じは一切なく、ゆったりと散策できましたよ。

ただ、ここでちょっとした撮影のジレンマが。広大さと筑波山という最高のロケーションなのですが、いざカメラを構えると、景色が壮大すぎて「単調」になりがちなんです。いかにこの広さを切り取るか、背景の筑波山を活かすか…。ついつい欲張ってしまって、「これだ!」と思える一枚がなかなか撮れず、シャッターを切った枚数は少なめでした。「最高の場所なのに、なぜ撮れない!?」と、一人でカメラを抱えて唸っていましたよ。私のような写真好きの方は、ぜひ、広角だけでなく、視点を変えるためのマクロレンズなども持っていくと、また違った切り口が見つかるかもしれません。

撮影に少し煮詰まってしまった私は、気分転換に公園内にあるネイチャーセンターへ。

「てふてふ」という可愛らしい名前のカフェがあり、思わず立ち寄ってみました。そこで発見してしまったのが、運命の出会い…「サツマイモの詰め放題」です!

「いや、私、今日はコスモスを見に来たんだよな?」と自問自答しつつも、目の前のサツマイモの山に闘志がメラメラ。詰め放題って、人間の本能を刺激しますよね。どうすれば一番効率よく、多くのサツマイモを袋に収められるか、頭の中では即座にシミュレーション開始です。物理法則、摩擦係数、サツマイモの最適な配置角度…考えることが多すぎます!

結果は、自分でも驚くほどの量のサツマイモをゲット!お店の方にも「○×△☆♯♭●□▲★※」と声をかけていただきました。帰りの車の中は、コスモスの爽やかな香りではなく、ホクホクとしたサツマイモの土の香りでいっぱいでした(笑)。

小貝川ふれあい公園は、広大なコスモス畑と筑波山の雄大な景色という、視覚的な感動を与えてくれる、素晴らしい場所です。

しかし、今回、私が改めて感じたのは、その場所が提供してくれる「物語」の楽しさでした。天気予報との熱い駆け引き、撮影のジレンマ、そして予期せぬサツマイモとの熱い戦い。この日撮った写真は少なかったかもしれませんが、サツマイモを食べるたびに、お店の方に「○×△☆♯♭●□▲★※」と言われたことが思い出され、この日の青空とコスモスの景色も、私の脳内で再生されることでしょう。

次回この公園を訪れる時は、一面の満開のコスモスと、そしてあの「てふてふ」のカフェで、今度はどんなネタを提供してくれるのだろうと、もうすでに楽しみでなりません。皆さんもぜひ、小貝川ふれあい公園で、自分だけの「予期せぬ感動」を探してみてはいかがでしょうか。

【茨城県】下妻市|小貝川ふれあい公園
基本情報コメント:小貝川に沿って整備された公園です。「自然観察ゾーン」、「スポーツゾーン」、「ネイチャーセンター」、「フラワーゾーン」の4つのゾーンに分かれています。ネイチャーセンターはオオムラサキの形をした建物で、蝶の標本展示とミニミニ水...

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