幸手権現堂公園の紫陽花は見頃でした2025

埼玉県幸手市にある権現堂公園へ、紫陽花が見頃を迎えたと聞き、さっそく足を運んできました。

桜の名所として知られるこの公園は、実は初夏になると約100種・1万株以上の紫陽花が咲き誇る、関東有数の紫陽花スポットでもあります。青・紫・ピンク・白——その鮮やかなグラデーションが、まるで絵画のように園内を彩ります。

平日の訪問にもかかわらず、駐車場には多くの車が並び、すでに人気の高さを実感。
駐車場横の斜面一面に咲く紫陽花がまず出迎えてくれ、その迫力ある景色に思わず足が止まります。

中でも目を奪われたのが、白いアナベルが群生するエリア。
一面がやわらかな白に包まれ、まるで雪が積もったかのような幻想的な風景が広がっていました。
写真好きにはたまらない絶景で、シャッターを切る手が止まりません。

園内を歩くたびに目に飛び込んでくるのは、品種ごとに異なる花の形や色合い。

定番のものから珍しいものまで、まるで紫陽花の博覧会。
ひとつひとつの個性をじっくり味わいながら、心ゆくまで散策できます。

最近の撮影は不調と言いますか、昔ほどあれやこれやとアイデアが出てこず、撮影枚数は減っています。

花のアップももちろん美しいのですが、私は紫陽花の色彩が遠景で溶け合う風景が特に好きです。
カメラのファインダー越しに、色のリズムを感じながら構図を探すひとときは、まさに初夏だけの贅沢な時間。

とはいえ、自然の花ゆえに、中には少し色褪せたものもちらほら。
特に日当たりの強い場所では、夏の日差しに少し疲れた様子も見られました。
それでも、全体的にはまさに見頃。
見渡す限り紫陽花が広がる光景は、足を運ぶ価値大いにありです。

ふと目をやると、園内で飼育されているヤギさんが元気にお出迎え。
カメラを構えた瞬間、まっすぐこちらへ突進してきて、その愛らしさに思わず笑ってしまいました。

公園内には「自転車の方は駐輪場をご利用ください」の看板も。
しかしそのすぐ横に自転車が止められていて、ちょっとしたユーモアを感じる場面も(笑)。
もしかして、大喜利のネタ提供?、それとも赤い字だけを見てここを駐輪場と思ったのか、それとも本気で読めなかったのか……真相は謎のままです。

一般的には、「乗ってきた自転車はここに置かずに駐輪場へ止めてください」という意味だと思います。
でも、自転車をここに置いて、乗ってきた本人(自転車の方)は駐輪場で宴会(利用)している、なんて人がいてもおかしくないですよね。
そう言われてみれば、確かにそんな光景を目にしたこともあります(もちろん嘘ですが)。

ちょうど今は「幸手あじさいまつり」期間中(2025年6月7日~6月29日)。園内には屋台や地元グルメの出店もあり、散策の合間に地元の特産品や自家製パンを味わうこともできます。中央付近の「峠の茶屋」では飲み物やパン、お土産も販売されていて、休憩スポットとしてもおすすめです。

【埼玉県】幸手市|県営権現堂公園(権現堂堤)
基本情報コメント:季節の代表的な花々が植えられています。真っ赤に燃えるような彼岸花の群生は圧巻です。花の見頃:1,2月:水仙3月中旬~4月中旬:桜(長さ1㎞に約1000本)・菜の花6月上旬~7月中旬:紫陽花(約100種16,000株)9月中...

 

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