【東京都】西多摩郡|奥多摩むかし道をハイキング
奥多摩にハイキングに行ってきました。
運動は大嫌いで健康維持のため唯一の運動は、週に一回ほどプールで泳ぐくらいです。
その水泳も週一だと疲れが取れにくい状態なので、間隔をあけようかと思っているくらいです。
外に出るのも好きではなく外に出るといえば写真撮影で外に出るくらいで、それ以外は室内で過ごすことが多いです。
登山をしている人の間で「今回はハイキング」という言葉が聞こえてきました。
最近撮影に出かけるのも近場で過ごし歩くのも大して歩いていなかったので、たまには山の中を歩くのも良いかなと思いハイキングに参加することを決意しました。
歩く距離は10km程度ということだったので、これまでの経験から考えると少しは余裕で歩けるのではないかと判断しました。
膝やくるぶしや諸々爆弾は抱えているので、突発的な痛みが出ないことを祈るばかりでした。
集合は新宿駅。
新宿駅に行くのは初めてで乗り換え乗り換えの連続でドキドキしながら向かいました。
新宿駅に予定通りに到着した時にはホッとしました。
平日出勤するよりもかなり早い時間に家を出て、会社に着くよりも早い時間に新宿駅に着く。
休みをエンジョイするとはこういうことなんでしょう。
新宿駅から特別快速ホリデー快速おくたま号にて奥多摩に向かいます。
所要時間は約90分、意外と短時間で東京の外れに到着するのには驚きました。
乗客は想像していたよりも少なく、途中駅からは多くの子供連れの家族が乗車してきました。
途中結構な混雑となりましたが、奥多摩駅に着くまでに降車していったので奥多摩駅についた時にはガラガラの車内となりました。
奥多摩駅に到着しトイレ休憩をしてむかし道ハイキングへ出発しました。
多摩川に合流する日原川を氷川大橋で渡り、その先からむかし道南氷川入口に入っていきます。
むかし道は「奥多摩町氷川地区から小河内地区までの旧青梅街道を巡る歴史の道」なので途中いろいろと名所がありますが、私の体力では全く余裕がなく緑の中をただ単に歩いてツレについていくのがやっとでした。
写真も撮りましたが一体何を撮ったのかさっぱり分かりません。
滝っぽいところ。
不動の上の滝あたりだったかな。
ところどころで鉄道が走っていただろうという跡が見られました。
調べると「小河内貯水池のダム建設資材運搬のために敷設された小河内線」ということが分かりました。
個人的にはハイキングコースよりもこの鉄道の跡を歩いた方が気分的に楽しかったかなと思いました。
後半戦に入り「白髭神社」に到着しました。
ここには「白髭大岩」がありなんの目的かわかりませんが、大岩の下の方に岩を支えるように小枝が並んでいました。
この白髭大岩、白髪神社本殿脇にあり、石灰岩の切り立った断層面でです。
規模は小規模ですが断層面が大きく露出しているものは貴重ということで、東京都の天然記念物に指定されています。
さてこの小枝群、地震が起きないようにとの願いの証なんでしょうか?
途中吊橋が2本あり、一つは「3人以上で渡らないでください」もう一つは「5人以上で渡らないでください」と書かれていました。
と言うことは、2人と4人以下で渡ってくださいということなのね、と頭の中で考えてしまいました。
ぱっと見たら、3人までと、5人までで渡ってしまいそうです。
やっとゴールの奥多摩湖が見えてきました。
体力的にはまだ大丈夫なのですが、膝を中心に関節が痛く早くゴールにつきたいという気持ちだけとなりました。
しばらくするとゴールのバス停に到着しました。
無事?完走しました。
バスに乗り奥多摩駅まで戻りました。
4時間かけて登った道をバスに乗って20分で下る。
なんか不毛だといつも思います。
体には痛みと疲れが残り、何が楽しんだろうと毎回思います。
なのにハイキングやウオーキングに行ってしまう、未だに理解ができない自分の一部です。
最後は温泉。
三河屋旅館(氷川郷麻葉の湯)で温泉につかり疲れを癒やしました。
入浴料は1000円とお高めのせいなのか、訪れる人は少なかったです。
浴室が狭く8人くらいが精一杯かなといった温泉でした。
帰りの電車では座っているのが辛いくらい疲れていていましたが、ガッツリ寝こむと奥多摩と青梅の間を行ったり来たりしそうで目を瞑る程度で寝るのを我慢しました。
翌日は書くまでもなく、全身筋肉痛と関節痛。
一番つらいのは明日かな。
(了)
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